アブドーコフ・ユーリ
１９６７年3月20日に、スタフロポリ州（ロシア共和国）チェルケスク市で生まれた。ロシアグネーシン音楽大学で古典的な音楽教育を得た。1994年には作曲や編曲法の専攻で、ボリス•チャイコフスキー教授に音楽大学を卒業した。1996年からモスクワ音楽院の作曲部の教授として活躍。モスクワ音楽院では、個人指導(作曲、編曲)の他に、将来のオペラ・オーケストラ指揮者向きの「オーケストラスタイル歴」というコースも担当。作曲や指揮者専攻生の為に、ロシアで初めて、「オーケストラ作曲論」という音楽院用コースを著作して指導している。「Terra Musica」(ロシア、ドイツ、イタリア)という国際ワークショップの芸術監督。ロシア連邦文化省主催の「若い振付師のデビュー」というプログラムのエクスパート、指導者と作曲家である。 海外レコード会社が作ったロシア珍しい音楽の10本のコンパクトヂスクの芸術監督やプロデューサーである(11)。その中にはグラミー賞にノミネートされた「バラーキレフとロシア民謡」というCDも有る。一番大きな作品の中で下記のものがある: 「レンブラント」(D.ケドリンの演劇が原作)というオペラ;「輝かしい手を持つ女」という譬え話のオペラ(古いコーカサス昔話が元);「秋のスケッチ」、「秘密の障害」、「音の建築-三つの叙事詩」というバレー(22); 三つの交響曲: それは「目立たない悲しみ時折に」という大きなオーケストラやデスカント合奏団用(V.ガブリーリンの詩)、ピアノや弦楽器オーケストラ用交響曲、「秋の曲調」というオーケストラポエムである。アブドーコフ作曲家はたくさんの編曲も作曲した。その中には古代音楽のレコンストラクションもある。「Sombras Ajenas」というバレーはスペインのアンヘル・コレリアの「Corella Ballet」で演劇された。その作曲家の作品はロシアの主なコンサート場と共に、ドイツ、米国、ベルギー、チェコ、日本、ラテンアメリカ、スペインの最大舞台で演奏されている。